夏休みの思い出

水がとても綺麗な郡上八幡市に、出かけました。高速バスを利用した、ひとり旅です。

ほんの少し、宿に行く前の時間があったので、ふらりと郡上八幡城まで登る気持ちになりました。

重い荷物を持ちながら、しかもハイヒールを履いている私。

暑い中、うっかり登り始めたけれど、果たして、最後まで登れるのだろうか。

最初、100メートル行ったあたりで、早くも後悔しました。やっぱり、ここは、スニーカーで登る場所。あるいは、車で行く場所。今の私が登る場所じゃあない。

今から下ろう。いや、せっかくだし、登ろう。

何度も何度も自問自答しました。

なんとか、登り切りました。高さ353メートルでしたが、ハイヒールによる脚への負担は、私には大きかったです。

ひとり淋しく歩きながら、こんなことを考えていました。

何をするにも、最初の一歩あたりが、一番、どうしようか悩む。今なら引き返せる、まだ間に合う、と。

3割を越えたあたりから、ようやく覚悟が決まりました。こうなったら、登るしかない。5割あたりでは、無我夢中。8割あたりで、ようやく心地良さに気づいて、そのまま達成感のゴール。

足の裏が、痛かったのは事実ですが、なんとも言えない爽快感も得ることができました。この夏の思い出の1つです。